終身雇用システムは終了しました

2019年3月、見る人の世代や価値観によっては衝撃ともいえるニュースが飛び込んできました。

45歳以上はクビ!? NEC、富士通、コカ・コーラetc.でリストラが進行中

NEC・富士通・コカコーラといえば、日本を代表する大企業であり、その名を知らない人は少ないと思います。この3社を含む多くの大企業が、テイの良いリストラを行うわけです。45歳以上の人材はその会社の中では高給取りである場合が多く、コスト削減効果も大きいためです。大企業に勤める45歳以上ともなれば、おそらく一般的には家庭を持ち、住宅ローンを組み、老後に備えて貯金をする。そんな、「むしろお金が必要な」年代でもあります。そして、恐ろしいことに日本では今後このような動きは加速していきます。経団連の中西会長も「終身雇用は制度疲労である」と明言しています。

この記事では、その変化の仕組みについて解説した上で、その地獄の中で年収をカチ上げる考え方をお伝えしていきます。「仕組みはいいから考え方を教えろ」というせっかちな人もいるかと思いますが、この仕組みを知ること・仕組みを利用することによって年収をカチ上げていきやすくなるため、できれば飛ばさず読んでほしいと思っています。

NEC・富士通・コカコーラのような大企業が歩んできた道を振り返る

これまでNEC・富士通・コカコーラはどのような採用と教育をしてきたのでしょうか。3社の中身のことはわからない部分もあるため、あくまで一般論として聞いていただきたいのですが、このような大企業がこれまでずっと行っていた雇用システムで説明をします。「終身雇用」という、雇用される側からすると安心安全なシステムです。そして、この「終身雇用」というシステムが寄与し、日本は過去に高度経済成長というビッグウェーブに乗り、世界を代表するような経済大国になることができました。

当時、工業革命が起こっていた日本には均等で従順な労働力が必要でした。そのような労働力を確保するために、周囲の人間と同じことをすることが良いとされる均等な教育があり、その均等教育を受けた若者が組織の中で従順に労働力を提供する、といった「環境に即した労働力提供」により日本は発展したのです。こういったニーズに即した労働力提供に報いるため、(高度経済成長の力を借りながら)「終身雇用」システムを提供してきました。これを実現できたのは、後ろで経済が成長していたためなのですが、経済の成長は終わりを迎えてしまいます

経済の成長が終わり、何が起きたのか

経済成長の終わりとともに、この「終身雇用」システムに暗雲が立ち込めます。現代の日本の人口動態や産業構造を鑑みると、この「終身雇用」というシステムだとどう考えても持たないからです。そのような形で作られた労働力が現代の日本に適していません。

現代の機械化・自動化・グローバル化が進む中で、単純な労働力そのものの価値が棄損し、新興国を比較した場合、日本の労働力単価が高くなりすぎているからです。同じ作業をする人間であれば、よりコストのかからない人材を企業は雇います。皆様も全く同じクオリティ(味・栄養価など)の高いパンと安いパンがあったら、安いパンを選ぶと思います。そして、この動きは加速します。グローバル化がより一層進むこと、そして、単純作業を代替する技術についてもより一層進むことが予測されるからです。また、一社がやり始めたら他社もやるという負のスパイラルが起きるということも想定されます。

そのような労働者が逆境な中でどのように年収をカチ上げるのか

労働者にとって逆境な時代になっています。誰もが不安になると思います。でも安心してください。あくまで先ほどまでの話で価値が毀損したのは”単純な”労働力です。つまり、”付加価値を創出できる”労働力の価値は飛躍的に上がっています

極端な例ですが、Youtuberがわかりやすい例で、有名で人気のあるYoutuberは自分や企画といったコンテンツを発信し、それを見たいと思う人が多い(=平凡でありきたりでない付加価値を創出できている)状態を自ら作り出しています。価値を生み出し続けているからこそ、人が集まり、ひいては金が集まっているのです。この、「付加価値を創出する人材に人や金が集まる」という競争構造は、均等な教育で生み出された人材が作り出したピラミッドの中での権力をベースにした競争構造よりもフェアな仕組みだとも言えます。

Youtuberになれというわけではない、我々が取るべき方法とは

もちろん、先ほどの例は「極端な例」で、Youtuberになることを推奨しているわけではありません。むしろあの方々はコンテンツメーカーとしては一流なので、タイトルに「誰でもなれる」とも思いません。

今の労働市場の仕組みを理解し、行動へ移していくことで、最初に挙げたNEC・富士通・コカコーラでリストラ対象になった社員に対しても、「リストラを食らったかわいそうな人」ではなく、「労働市場における自分の価値を上げることを意識せずに企業に依存した末路をたどった人」、と思うようになるはずです。

ハック大学では、この逆を行く人を応援・支援します。つまり、市場が求めているものと自分の市場価値を意識し、自分の能力・経験に依存する人を作り上げます。リストラにおびえずに年収をカチ上げたい人はハック大学を活用して自身の価値観をアップデートしてください。一度考え方を理解すれば年収を上げることもそう難しくないことがわかってくるかと思います。

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